よくあるご質問

この「よくある質問」での回答は、一般的なアドバイスであって治療行為ではありません。
<しつけ編>などは方法によっては逆効果になってしまう場合があります。
改善が見られない場合や、悪化する場合は、動物病院やしつけ教室などの専門家にご相談下さい。
また、発言により生じたトラブル、不利益については一切責任を負いかねます。

当院に関する質問編

時間がないのですぐ診てもらえますか?
お待たせする時間が少なくてすむ「予約」をお薦めいたします。混んでいる時もできるだけ御希望の時間に診察ができるよう、配慮いたします。
予約しなくても診察してもらえますか?
診察の方が沢山いる場合はお待たせする場合があります。当院では、当日でも予約ができますので、来院前に予約をしていただくことをお薦めいたします。
手術には立ち会うことができますか?
手術中は衛生上の問題から立ち会いは受け付けておりません。手術後は麻酔がまだ効いていますので、面会ができるのは次の日からになります。
避妊手術、去勢手術をしたいのですが・・・
避妊手術の場合は1泊2日、去勢手術は日帰りになります。病気を予防する混合ワクチンを接種していることが必要です。ワクチンを接種していない場合、まずはワクチンを接種しましょう。ワクチンを接種している場合、手術は予約制となっておりますので、御希望の手術日をお知らせください。
避妊手術、去勢手術の補助金を受けたいのですが・・・
当院で手術を受けた場合、飼主様が愛川町に在住でしたら、ネコちゃんのみ手術補助金が町から補助されます。相模原市に在住の方でしたら事前に手続きが必要です
ペットの保険は使えますか?
当院ではペットの保険会社と提携しておりません。まずは、治療費を飼い主様負担でお支払いいただき、後日、飼い主様が保険会社に保険の手続きをしていただくことになります。(手続きについては各保険会社にお問い合わせください。)
フィラリアの薬だけもらえますか?
フィラリアのお薬は毎年飲ませる前に、血液検査が必要になりますので、ワンちゃんを連れて来院ください。※検査をしないでお薬を飲ませた場合、副作用を起こしてしまう場合がありますので、必ず検査は必要です。

しつけ編

「あまがみ」がなかなかなおりません。どうしたらいいでしょうか?
基本的に人の手を咬ませるような遊びはしてはいけません。何かおもちゃを用いるようにして下さい。もし手を咬まれたら「痛い!」「いけない!」とすぐにはっきりとした態度をとってください。咬んだ直後に下顎を手で引っ張り、いけないことだと教えてあげるのも効果的です。人なつこいワンちゃんの場合、怒られてもかまってもらえてると思ってしまうことがあるので、人を咬むというルール違反をした場合には、サークルなどにすぐにしまって、遊んであげない、かまってあげないという態度をとることが必要です。
ウンチを食べていることがよくあるのですが、どうしたらやめますか?
仔犬のうちは正常でもウンチを食べてしまうことがよくあります。通常は成長とともに食べなくなるようになりますが、やはり何か原因があって食糞をすることもあるようです。例えば、食事の量が少なくてお腹がすいてウンチを食べてしまったり、お腹に寄生虫がいたり、食事の消化吸収がうまくできていなかったりなどの問題がある場合もあります。やはり一度獣医の診察と便の検査をうけておくのがよいでしょう。
拾い食いの癖をなおしたいのですが
散歩中に、物を拾って食べた場合は、「イケナイ」と制止して、すぐに口を開けさせて拾ったものを口から出させます。拾いそうになった場合は、すぐにリードを引き、「イケナイ」と言って制止します。また、普段から食事の際に、「マテ」もしくは「オアズケ」と言ってすぐには食べさせずに、「ヨシ」の号令をかけて食事をさせます。おやつなどのときも同様です。また、食事の際に落ちたフードを自分で拾わせてしまうと、拾い癖の原因となりかねませんので注意して下さい。

ごはん編

偏食で困っています。なにか良い方法はないですか?
好き嫌いをする場合、食事の種類を変えるのも一つの方法ですが、変えてもまたすぐに飽きてしまう可能性が高いです。まず、1日の食事の回数と1回に与える量を決めます。その場合、与えると決めたドッグフード以外、混ぜもの(野菜やササミの湯がいたもの、白米など)は一切しない様にします。次に、食事以外は何も食べさせないようにします。つまり、偏食が治るまではおやつ類も厳禁です。以上の事を守って、食事を与えます。与えてから20分間待っても、ダラダラ食べているようであったり、食事に全く手をつけないようであれば、食事を下げ、ワンちゃんの目の前でフードを捨てるようにします。つまり、「フード以外は何ももらえない」「食べなければフードを捨てられてしまう」とイヌに学習させます。しかし、数日間にわたる絶食は、イヌの体に良くありません。1日以上食べないような場合は、動物病院でのご相談をおすすめします。
牛乳は与えるとよくないのですか?
一般的に市販されている牛乳には、乳糖と言う物質が含まれています。これを消化(分解)するためには、乳糖分解酵素(ラクターゼ)が必要です。イヌには、この酵素を持っていない個体、もしくは持っていてもごくわずかしかない個体がいます。そのため、消化しきれなかった乳糖が原因で、浸透圧性の下痢を引き起こしてしまうことがあります。(ヒトでも同じ原理で下痢を起こす人がいます。)ですから、あまり与えるのに適しているとは言えません。できればイヌ、ネコ用のミルクを買って(乳糖を含まないもの)与えるのがベストかと思います。
成長期はどんなごはんを与えたら良いですか?
まず成長期用のドッグフードが最適です。特に「総合栄養食」の記載のあるドッグフードはペットフード公正取引協議会が定めた栄養基準に基づいて製造されているので、フ−ドとお水だけで十分です。病院でも成長期用のご飯を取り扱っていますので、気軽に御相談ください。与え方も大事です。1日の必要カロリーを考え、少なくとも1日3回くらいにわけて下さい。1日1日成長する時期なので、いつまでも同じ量ではなく、まめに体重を測り、きちんと必要量与えて下さい。そして生後4ヶ月くらいまでは消化の助けが必要です。なるべくふやかして与えるとよいでしょう。